こんばんは
学生ってお金ないですよね
僕は大学の4年間で4年間金欠でした。
1週間を180円で過ごしたこともありますし、
パン粉をスプーンで食べて飢えを凌いだこともありますし、
何も食べていないのに
「ごちそうさまでした!」と言うことで
一食としてカウントしたこともあります。
まぁそんな生活をいつまでも続けるわけには行きません。
当然ですが、金欠を解決するためにはお金を稼がないといけません。
ですので、大学2年生からアルバイトを始めました。
なんで1年生からやってないのかということは聞かないでください。怠惰です。
まぁ欲しいものがあったわけでもないので
とりあえず最低限の生活と、友達と遊ぶのに困らないくらいの費用が確保できれば良かったのです。
実際いくつかバイトやったんですけど
一番長く働いていたのは
バーベキュー場でのバイト
です。
あまり詳しく書くとアレですが、
ビルの屋上に設置された、ビアガーデンとバーベキュー場の中間のような施設でバイトをしていました。
お酒を作ったり、火を起こして炭を準備するなどが主な業務内容でした。
土日や夏休みはとんでもなく忙しいですが、平日は一日通して客が0人もザラにあるので正直かなり楽ちんでした。
飲食店でもないので、接客もゆるーくテキトーでも全然
まぁ、一見すると楽しそうですし、僕自身も割と楽しみながら仕事をしていました。
職場のメンバーなんですが
基本的に店長のおじさん以外は同世代の大学生アルバイト十数人で構成されていました。
当然ですがこのようなアルバイトに集まってくるのは、、、
そう、、、
陽キャです
大学でも名の知れたオーランサークルの人達であったり、ゴリゴリのギャルなどがいました。
皆さん、
僕はどうでしょうか?
陰キャです
例えば僕みたいな人間ですと、
アルバイトで暇な時間は
「まぁ、せっかく給料出てるし暇だから掃除でもしとくか…」
となります
それではダメです。
陽キャの隙間時間は
ヤニ休憩です
陽キャが副流煙を吐いている時に、僕は床を掃いています、やかましいわ
というか陽キャは隙間時間じゃなくてもヤニ休憩に行きます。
そんな普段決して相容れない僕らですが、結局同世代ですし意外と仲は良かったというのも事実です。
事実なはずです。
とある日のシフトは朝からでした。
事務所につくと同じシフトのバイト達がえらく疲れている顔をしていました。
バイトA「いやーマジ飲みすぎたw」
バイトB「それなー二日酔いやべ~」
バイトAとバイトBは高校の同級生らしい。
昨日も飲んでたみたいだな。
バイトA「てかCちゃんもマジおもろかったよな~」
バイトB「それな~www」
あれ?Cちゃんってここのバイトの子だな
バイトA「あ、あとDさんゼミ間に合ったらしいよw」
バイトB「ガンダしてたからな~www」
あれ?Dさんってここのバイトの先輩だな
もしかしてバイトのみんなで朝まで飲んでた…?
いや、でも
その時シフトが一緒だった人達でバイト終わりに行ったのだろう
クローズが22時過ぎることが多いから、ふだんあんまりそんなことないけど
まぁそういう時もあるか
危ない、危ない
ハブられてるかと思った
僕は陽キャとも比較的対等に話すことができるのでそんなことないのです。
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そして数か月後のある仕事中
後輩E「いや~ギンガさん、あれだるくないですか?」
僕「ん?なんだっけ?」
後輩E「いや、今度の土曜日バイトのみんなでバーベキューしようってなってるじゃないですか~あんま行きたくないんすよね~」
ん?
全くそんな話聞いてないぞ
僕「あ、ああ、、、あれね!ちょうどサークルのライブ近くてさ~俺はいかないかな~」
咄嗟に相槌を打つ
まだ正直状況が整理できてない
そうしてると店長が僕を呼ぶ
店長「おーい、あのさ今度の土曜日なんだけどさ」
ああ、ようやく誘いの連絡か
予定が決まってるのならもっと早く教えてくれれば良かったのに
僕「はい!」
店長「なんか全員シフト合わないみたいで入ってもらえない?」
いや、ワイはぶられとるやんけ
この受け入れ難い現実
仲良くやっていたはず
何かが悪かったのか?
いや、悪くないからこそなのか?
分からない
分からない
自問自答
そして僕は
土曜日に店長と2人で働いた
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別に辞めるつもりはなかったのですが
たまたま時給1400円の年賀状のバイトを見つけてしまい、4年生の時はそこで働いてたので
2年間でバーベキュー場は辞めてしまいました
そんな肉も心も焦がす思い出でした。
おやすみ