こんにちは
皆さんにも中学生の頃がありますよね
中学生っていいですよね
将来に対しての不安もなく、そして可能性に満ち溢れている
私も中学校の中では成績はいつもトップの方でしたし
部活でも市でいわゆる最優秀選手のような賞も貰いましたし
よくよく振り返ってみると女性にも一番モテていた気がします
毎日毎日楽しく過ごしていました
そんな僕にもやってきます
厨二病です
これってなんなんですかね
大人になるために必要な通過儀礼なのでしょうか
厨二病って一口には言い表せられないと思うんですよ
いわゆる魔力を悪魔から授かっていまう厨二病もいれば
何かに反抗したりグレたりするのも厨二病といえるでしょう
そして私は
全てを兼ね備えた厨二病でした
具体的に言うと
母親が世界に5体しかいないドラゴンの一匹、ダークネスドラゴンで
自分のことをドラゴンと人間のハーフの「竜人族」と自称していました
必殺技は「ダークネスフレア」でした
ライバルは父親が氷をつかさどる龍、ブリザードドラゴンの竜人族でした
必殺技は「雪原の鎮魂歌（レクイエム）」でした
そして先生や親には反抗しました
先生「肩にゴミがついてるよ」
私「…お前がゴミだ」
とんだ暴論です
死ぬほど怒られて
お前は幼稚園児だと罵られました
もはや厨二ですらないです
そして私は最終的に
「お前は傲慢だ」
といわれました
当時の私には難しい言葉なので家に帰って調べると
この世の宗教という宗教に良くないものとして書かれていました
まさに現代が生んだ負のキメラです
多分エドワード・エルリックは私を見てもニーナの時のように激昂しないでしょう
なんならホムンクルス側です
傲慢のギンガです
そんな私ですが最大の黒歴史があります
ブンブン、そうです、YouTubeです
私は中2で親にパソコンを買ってもらい、
YouTubeの虜になりました
当時はまだYouTuberなどという言葉は存在せず
ヒカキンも登録者は5000人ほどで
今は捕まっているマホトがまだサシマンという名前で活動をして動画投稿系男子という言葉を流行らせようとしてました
これから動画投稿という文化がやってくるということを予感させる時期でした
キメラである私はもちろん興味を持ちました
そしてこんな動画を上げました
サキチィーに送る動画～腹筋1001回～
です
皆さんの頭の中には？が浮かんでいると思います
まずは、動画の説明をしたいと思います
スマイレージというアイドルグループがありました、今はアンジュルムという名前ですね
所謂アイドルらしい楽曲が多く、歌もうまかったのでキメラは非常に応援していました。
特にサキチィーこと小川紗季ちゃんが、同い年でおはガールとして活動していたということもあってキメラの一番好きなメンバーでした
そんなサキチィーが芸能界を引退するというニュースが入ってきました。
キメラは途方にくれました
だけど当時のキメラは田舎の中学生ですし、お金も時間もありません
感謝の気持ちを伝える手段がありませんでした
そこでキメラは思いました。
そうだ！YouTubeに動画をあげればいいのだ！
------------------------------------------------------------------------------------
という経緯です。
経緯だけ聞くと割と普通なんですが、問題は中身です
ただ腹筋をするのみ
これだけです。
一般人の中学生がジャージを着てひたすらです。
今の私にもわからないんです。
腹筋を選んだ理由が。
こういう動画って
そのアイドルの画像をスライドショーにしたりして感謝を伝えるのが普通なんですけど
ただ腹筋をするのみ
です。
そしてもう一つ疑問があって
なぜ1001回なのか
キメラの思考回路は計り知れません
人間に戻った私の脳みそで考えた結果
サキチィーが10月1日生まれなのではないかという推測をたてました
それならこの1001という不可解な数字にも納得できる
11月18日生まれでした
唯一の希望が打ち砕かれました
1001の謎は深まるばかりですが、YouTubeに投稿した以上気になるのが世間の評価ですよね
YouTubeにはコメント機能もありますのでちょっと見てみましょう
その通りです
なぜなら
ただ腹筋をするのみ
の動画ですので。
ほかのコメントも見てみましょう
はい、その通りです
萌え萌えチャンネルにすら気持ち悪いといわれる始末です
そして極めつけは
もはや狙われる側になりました
中学生に対してのコメントなので冗談なのか判断が難しいです
このように動画は荒れに荒れ、、、というわけにはならず
実はこんなコメント達はごく一部で、現実は
なぜか賞賛と感動のコメントであふれていました
思ったよりこの世の中にはキメラがたくさん潜んでいるようです
この動画はもう削除されていて、元のデータもないので僕ですら一生見ることはできないのですが
皆さんも大切な人とお別れする時にぜひ腹筋をしてみてください
それでは
- provided courtesy of iTunes
